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日本アクションラーニング協会情報

過去に取り組んだ ダイバーシティの取り組み事例 /最新のダイバーシティ事情


ダイバーシティイニシアチブのオープ ンセミナーにて、ダイバーシティ&インク ルージョンや女性活躍推進の活動を 日本で展開している佐渡アン氏が講演を行いました。
佐渡氏は自己紹介を兼ねながら、これまでに取り組んできた活動を少しずつ振り返っていきます。 佐渡氏は大学院を卒業後、外資系の 化粧品会社などに入り、マーケティング や商品企画開発などの部門で働きました。
そのなかで感じたことが、多様な 価値観を受け入れるインクルージョンの 必要性だったそうです。「そこで私は、 ダイバーシティ&インクルージョンを推進するための NPO である『GEWEL』を設立しました。
何事にも、これを絶対に実現したいというパッションがなければ 物事は変わりません。また、結果はすぐ には生まれないため、忍耐や辛抱といったものも時には必要になります」と話す 佐渡氏。その後、経営コンサルタントとして日産でダイバーシティに取り組んだ 時にも、127 名の女性管理職の誕生を サポートしたと振り返ります。
このような結果を出すために大切なこととして、 佐渡氏が強調するのは 「覚悟」です。「“引き寄せの法則”という 言葉もありますが、営業職などと同様に、 たとえ人事職であっても必ず目標を立て て、それに向かうアクションを取ると いうことが結果を呼ぶのです」とのことです。
ただ、とくに日本人には、何かを信じるという点で物足りなさを感じるという佐渡氏。「欧米人に比べると、現代 の日本人はスピリチュアルな側面で心もとなさを感じます。しかし、たとえば 仏教の世界でも近年は女性住職が増えるなど、変化の兆しが感じられます」と 佐渡氏は話します。今後の社会の展望としては、単にダイバーシティへの理解を示せばよかった 段階から、具体的な結果をどうやって出すかという段階へと変わっていくだろうとのこと。
ダイバーシティの普及が遅れていると言われる日本ですが、結果 を出せるポテンシャルはあるそうです。 その理由として佐渡氏は日本の文化を挙げます。「日本には出雲阿国のような、 立派に活躍した女性が歴史的にも数 多くいます。みなさんにはそういう文化背景がありますし、そこに大きな可能性 を感じています」と話して講演を終わりました。