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日本アクションラーニング協会情報

AL新スクリプト説明会

Action Learning(WIAL)がグローバルで展開しているスクリプトの変更は6年ほど前から行われていましたが、運用範囲においてはそれぞれ各国の組織に任せられていたため、日本アクションラーニング協会では変更を行わずに運用を行っていました。しかし、今回大きな変化があったこともあり、本会の開催に至りました。
スクリプトの変更点は以下 3 点です。
①リーダーシップスクリプトをいれる。
②問題再定義を発表する順番は問題提示者が最後ではなくアトランダムにする。
③問題の再定義に全員が同意しなくとも進行する。
①のポイントは、成果がでている状況を明示する、メンバー各自が他のメンバーのパフォーマンスを意識する、コーチは全員のリーダーシップ開発ポイントについて具体的なフィードバックを用意するという点にあります。
これによって、振り返りポイントが明確になる、メンバーの振り返り力を深めることが出来る、リーダーシップ開発とプログラム的融合がしやすくなるといったメリットが得られます。
②のポイントは、問題提示者を特別扱いしないことにあります。再定義の順番を決めないことで、問題提示者もメンバーの一員であるという意識を持ってもらいやすくなります。
③のポイントは、問題に「同意すること」が重要ではないということに意識をおくことにあります。ある程度問題を明確化する時間をとった後、問題解決のフェーズへと徐々に進行させ、問題解決策をメンバーに考えてもらいますが、この流れを不同意による心理的負担が少ない状態で行うことが出来ます。
変更点の説明後、説明会に参加して頂いたメンバーで実際に新スクリプトを使ってセッションを実施して貰いましたが、「最初はリーダーシップスクリプトを入れることで AL コーチの負担が増えると思ったが、振返りが行いやすくなってよかった」「再定義に是認が同意しなくとも進行をすることで、時間管理が行いやすくなった」などの声をきくことが出来ました。
最初にも述べたように、今回の新スクリプト導入は AL コーチの引き出しを増やすことを目的に行われたものです。
運用に関しては AL コーチに任せられていますので、セッションの状況を見て、これまで使用していたスクリプトと併せて適切に使い分けて頂ければと思います。