チーム脳をつくるために必要なもの
この記事は、書籍:「チーム脳」のつくり方をもとに記事を再構築した切り抜き記事です。
清宮 普美代 (著)
指示・命令型リーダーの時代は終わった!メンバーの潜在能力を最大限引き出し、ブレークスルーを生む「チーム脳」!小さな仕事からビックプロジェクトまで、次々と成功を導くニュータイプ・メソッド。
目次
① リーダーの存在
チームの成果は、チームの「関係性」の質に大きく左右されます。さらにその関係性は、「場」としてのチーム内の人間関係の良し悪しに依拠します。「場」を作る上で大きな役割を担うのがリーダーであり、チーム内のコミュニケーションの質が人間関係を作る上でのキーファクターです。
② 問いかけ
「思考の質」は、「リフレクション」に左右されます。私たちが思考する際、既知の経験や情報と結び付くことで脳の中に情報が格納されます。
この既にある知識と「結びつくこと」がリフレクションです。
リフレクションを生むには「問いかけ」が必要です。そして、「問いかけ」の質がリフレクションの質を決定し、「思考の質」にもつながるのです。
問いかけの質とは・・・
前提思考や思考の枠組み(=フレームワーク)に揺らぎを与えるような質問は、リフレクションに繋がりやすいです。
簡単にいうと、従来の「当たり前」を問うような問いかけは本質的な問いになることが多くあります。