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日本アクションラーニング協会情報

年次カンファレンス2017 パネル ディスカッション

創造性を向上させるカギ: カヤック流ブレスト×アクションラーニング


マイケル J マーコード教授の講演に続き、面白法人カヤック 代表取締役 柳澤 大輔氏、アンビショナーズ・ラボ 共同代表/鎌倉マインドフルネス・ラボ 代表 宍戸 幹央氏、日本アクションラー ニング協会代表 清宮 普美代 によるパネルディスカッションが行われました。
テーマは「創造性を向上させるカギ: カヤック流ブレスト×アクションラーニ ング」。本パートではまず、柳澤さま より「面白法人カヤック/カマコン流ブレストとは?」という演目でご講演いただいたのち、宍戸さま、清宮代表を交えてのディスカッションが行われました。
面白法人カヤックでは、ものづくりや街づくり、会社づくりにおいて、主体性 を持った人が増えれば増えるほど人も 社会もHappyになる、面白くなると考えています。
なぜなら、主体性をもつことで、自分がその事柄に関わっているという実感を持つことが出来、それによって「好き」や「楽しい」の気持ちをより 一層強くすることが出来るからです。こ のような人材、つまり面白がる人を増やす取り組みの一環としてカヤックが行っているのが「ブレーンストーミング(ブレスト)」です。
ブレストはアイデアの発散を目的としたもので、仲間のアイデアを否定せずに、とにかくたくさんの数を出すことで、更に創造的なアイデアを生み出すことを目的としています。
ブレストには、仲間のアイデアに乗っかることで 「チームワークが良くなる」「自分では考えも及ばないアイデアが出る」、とにかく たくさんの数を出すことで「性格がポジティブになる」といった効能のほか、アイデアを出し続けることで脳も活性化されるという効果も期待することが出来ます。
また、カヤックは「カマコン(KAMAKON VALLEY)」という鎌倉を熱くしたい人 を、IT で全力で支援するというプロジェ クトに、法人会員として参加しています。
これまでカマコンでは、「津波がくるまえに高いところに逃げるプロジェクト」「鎌倉リサイクリエーションプロジェ クト」など様々なプロジェクトが実施されてきました。
どのようなプロジェクトを実施するかは、カマコンの定例会を通じて決められますが、このステップの中にもブレストが取り入れられています。

提出されたプロジェクトについてブレス トを行うことで、個々人の主体性や街の主体性を生み出し、活動のモチベーションを高める。自分が主体的に関わった プロジェクトが生まれ、実施されること で、その街を好きになる人がどんどん増えていくというカマコンの取り組みは高く評価されており、現在、全国23地 域で同様の取り組みが行われています。
宍戸さま、清宮代表を交えたパネルディスカッションでは、ブレストの手法 や効果、ブレストで出されたアイデアの うち、これまでどのようなものが実行に 移されたか、そしてカヤックにおいてアクションラーニングを行った際の体験などに関心が集まりました。
とにかく自分の意見を出し続ける「ブレスト」と、自らは発言せず、質問に答えるのみであ る「アクションラーニング」。
一見全く別のものに見える2つですが、チームワークの改善や一人では辿りけない視点や 考えに気がつくことが出来るなど、効能として類似する部分も多々あります。
「それぞれの手法に、それぞれの良さがある。
それを状況に応じて使い分けることで、よりよいチームやアイデアが生まれるのではないか」という言葉に、参加者そして講演者も納得の表情を示していました。