アドバンス講座「アクションラーニングの歴史的遺産をナビゲートし、未来を構想する」を実施しました!
目次
アドバンス講座開催
10月23日(月)から27日(金)で開催される、Global Action Learning Week。
その中で10月24日(火)に、アドバンス講座「アクションラーニングの歴史的遺産をナビゲートし、未来を構想する」が実施されました。
当日は現場での実践も豊富なALコーチの方々を中心に、学びへの意欲あふれる方々が集まり、19時に講座は開始。
「アクションラーニングの生みの親」レグ・レバンスによる、アクションラーニング誕生からの約80年に渡る歴史を振り返る中で、どのように活用・展開される中で、発展を遂げたかを、先行文献レビューとともにご紹介しました。過去にアクションラーニングが活用されたプログラム展開や、対象となった層の移り変わりも多彩で、WIALによる「マーコードモデル」が、どのような経緯で生まれたかを体系的に学ぶ機会となりました。
またQ&Aの時間では、受講者による現場実践の事例から、質問会議における「質問」や「再定義」の効果についてディスカッションが白熱。アクション(行動)とラーニング(学習)の本来的な意味に対する疑問も生まれたり、テクノロジーの進歩に伴う未来のアクションラーニングについても議論が繰り広げられ、非常に揺さぶりと学びの多い機会となりました。
受講者の声
- 歴史的な背景から今後のヒント得られて面白かったです。源流にさかのぼれば、質問会議のメソッドは他の形でもアレンジして活用できそうと思いました。
- 源流や歴史を知ることで、プログラム設計に役立つ考え方が得られたと思います。
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- アクションラーニングにも色々とあって、誰とどのように学ぶかを意図した設計が企画する側に必要なのだと思いました。
開催概要
開催日時 | 2023年10月24日(火) 19:00~20:30 |
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配信方法 | zoom オンライン |
参加費用 | AS会員:無料 一般:5,500円(税込) |
スピーカー
日本アクションラーニング協会 代表理事
大学卒業後、毎日コミュニケーションズ(現:マイナビ)にて事業企画や人事調査等に携わる。数々の新規プロジェクトに従事後、渡米。米国の首都ワシントンDCに位置するジョージワシントン大学大学院マイケル・J・マーコード教授の指導の下、日本組織へのアクションラーニング(AL)導入についての調査や研究を重ねる。外資系金融機関の人事責任者を経て、(株)ラーニングデザインセンターを設立。2006年にNPO法人日本アクションラーニング協会を設立し、国内唯一となるALコーチ養成講座を開始。600名強(2019年1月現在)のALコーチを国内に輩出している。また、主に管理職研修、リーダーシップ開発研修として国内大手企業に導入を行い企業内人材育成を支援。アクションラーニングの理解促進、普及活動を展開中
株式会社ラーニングデザインセンター
東京女子大学文理学部心理学科卒
ジョージワシントン大学大学院人材開発学修士(MAinHRD)取得。
マスターアクションラーニングコーチ(MALC)